
NHK連続ドラマ「おひさま」の舞台になっている長野県の諏訪が私の故郷です。夏は涼しく蓼科高原の別荘地もあり、冬は大変に寒いところで寒天の産地でもあります。八ヶ岳に降り積もった雪が春には解けてなだらかな里山に恵みの水が流れ、諏訪湖にそそいで居ります。東京から車で約2時間、日本の三大奇祭と言われている、諏訪大社の御柱祭が7年に一度行われます。諏訪大社、下社、上社の四隅に16本の樅の大木が柱として建てられます。大変に勇壮で厳粛に挙行されます。150年以上の歴史の中で繰り返されて居ります。私のふるさとは素晴らしいところです。是非、訪れて見て下さい。

私のふるさとは、山形です。盆地なので冬は寒く、夏は暑いのですが、山に囲まれているのであまり災害もなく、お米や果物、山菜などがおいしいところです。
私が子供の頃は雪が多く、屋根から降ろした雪を固めて、坂を作って滑ったり、かまくらを作って中で遊んだりしたものでしたが、温暖化の影響か最近は根雪になることもなくなったようです。それと同時に、ホッペの赤い山形弁の子供たちもあまり見かけなくなりました…。
私は帰省して友人と会えばすぐに山形弁になるのですが…。(笑)

長野県でも真中に位置する諏訪湖、この辺りの町、下諏訪町が私のふるさと。冬は誰もが幼少期からスケートをならい、春、遅い春を待ちかねた様に一斉に花が咲き、初夏には虫かごいっぱい捕ったホタルを蚊帳の中に放ち、夏には湖で水泳をしたり魚を獲ったり貝を採ったり、秋には薪を拾いながら、キノコ、アケビ、クリ拾いと野山を駆廻った少年期。今では民家も増え、田畑もほとんど消えました。それでも田舎に帰るたびに、友だちと遊んだ記憶だけは今でも甦ります。
私は東京生まれ東京育ちです。父の転勤もなく生まれてから一度も東京を離れたことがありません。
銀杏並木通りやアーケードの商店街があり、夏には七夕祭り、阿波踊り、秋にはジャズフェスティバルが開催されます。川沿いには桜の木々が並び、こじんまりしているけれど子どもたちが元気に遊べる施設も点在します。休暇に遠出をして帰ってくると、ホッとさせられる街、我が自慢のふるさと杉並区です。

もともと私は生まれも育ちも東京ですが、学生時代は習志野市に住んでいました。古いアパートでの一人暮らしはまさに神田川の世界でした。窓は隙間だらけでしたし、たいした暖房もなかったため、寒い日の唯一の楽しみは銭湯に行くことでした。お湯も温かかったですが、人も暖かく、番台のおじさんおばさんとも仲良しになって、たまにりんごジュースをサービスしてもらったりしました。時々『神田川』を聞くとその頃を思い出す心の故郷です。

学生の時、夏休みに長野県の民宿で泊り込みのアルバイトをしました。うらの畑でとれる新鮮なレタスがおいしい、自然がいっぱいの素朴な民宿でした。オーナーさん家族もとても素朴で温かい人ばかり。私たち、慣れないアルバイトを使うのは大変でしたでしょうけど、まるで親戚のように親しく接していただき「ここを2つめの田舎だと思ってくれ」と言ってくれました。「ふるさと」というと、まずこの民宿が思い浮かびます。
(宮城県石巻市)
宮城県石巻市におばあちゃん家があります。あたり一面田んぼが広がる長閑な所で、都会では味わえない遊びが出来た事や、言葉のなまったやさしいおばあちゃんとの思い出が詰まった場所です。石巻といっても海から離れているので、大震災の津波の影響は受けずに済みましたが、幼い頃に見た電車からの景色や町並みは想像もつかない被害に遭遇し、心が痛みます。一日も早く立ち直ってくれる事を願っています。